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今月の臨床 抗癌剤 種類と作用機序
4.ホルモン剤
著者: 保田仁介1
所属機関: 1京都府立医科大学産婦人科
ページ範囲:P.1172 - P.1173
文献購入ページに移動 悪性腫瘍の増殖がホルモンに依存性である時にはそのホルモン作用を除去あるいは阻害することが治療になる。婦人科領域ではとくにエストロゲン作用が顕著に現われる組織である子宮内膜由来の子宮体癌に有効であり,抗エストロゲン作用やエストロゲンの分泌を抑制する作用のあるホルモン剤が抗癌剤となりうるが黄体ホルモン剤と抗エストロゲン剤が使用される。
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