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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻11号

1992年11月発行

今月の臨床 思春期診療

思春期の生理

1.思春期とは

著者: 宮川勇生1

所属機関: 1大分医科大学産婦人科

ページ範囲:P.1290 - P.1291

文献概要

 思春期は小児期から性成熟期への一過渡期であるが,女性はこの時期に身体的にも精神的にも大きく変化する。また,内分泌学的にも著明な変化が見られ,思春期発来には視床下部・下垂体を介して,卵巣系ホルモンとともに副腎系ホルモン,甲状腺系ホルモン,成長ホルモン,プロラクチン,さらにメラトニン,ソマトメジン,ソマトスタチン,その他のホルモンや性ホルモン結合グロブリン,皮下脂肪,環境因子などが関与する。
 ここでは,思春期の定義,特徴,発来のメカニズムについて述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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