icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻12号

1992年12月発行

今月の臨床 漢方薬—西洋医薬との使い分け

妊・産・褥婦

12.便秘

著者: 成田収1

所属機関: 1成田病院

ページ範囲:P.1440 - P.1442

文献概要

 便秘は,産婦人科日常臨床の場で接する疾患のなかで,最も頻度の高いものの一つである。便秘症に対する西洋医薬の種類は,塩類下剤,膨張性下剤,浸潤性下剤,刺激性下剤など数多く発売されているが便秘症の人は,かなり長期間服用することになるので,連用に対する不安感,薬物依存性傾向による服用量の増加など問題点も多い。
 その点,漢方薬には,常用に対する抵抗感が少なく常習性便秘などに適した治療薬といえる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら