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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻12号

1992年12月発行

コラム 常用併用療法—私の処方

桂枝茯苓丸—ダナゾール

著者: 高橋克幸1

所属機関: 1国立仙台病院

ページ範囲:P.1442 - P.1442

文献概要

〔併用療法の目的〕
 Danazolは17—ethinyl testosteroneの誘導体で,testo—steroneに近い構造をもつので,副作用もtestosteroneに類似したところがある。作用は,
 1)視床下部,下垂体に対する抗gonadotropin作用。
 2)卵巣におけるestrogen生合成抑制作用。
 3)子宮内膜症病変に対する直接作用。
 副作用としてときに肝機能障害(GOT,GPTの上昇),浮腫,体重増加,不正出血,痤瘡などがあげられている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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