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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻12号

1992年12月発行

今月の臨床 漢方薬—西洋医薬との使い分け

婦人科疾患

18.子宮筋腫

著者: 山本宝1

所属機関: 1京都府立医科大学産婦人科

ページ範囲:P.1457 - P.1459

文献概要

 臨床上子宮筋腫は30代後半から40代前半の女性に最もよくみられる子宮の良性腫瘍であるが,子宮さえ摘出すれば随伴症状(主に頻発過多月経と月経困難症)も消失することより,従来よりその治療法は手術療法のみに限られてきたといっても過言ではない。
 しかし筋腫をもつすべての女性が手術適応ということではなく,一般に大きさが手拳大以上(とくに超手拳大以上)の筋腫に限られてはいるが,それ以下であっても随伴症状が強ければ多くの場合手術を行ってきたのが現状である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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