icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻12号

1992年12月発行

今月の臨床 漢方薬—西洋医薬との使い分け

婦人科疾患

19.抗がん剤の副作用防止

著者: 西村治夫1 今村和夫1

所属機関: 1久留米大学産婦人科

ページ範囲:P.1460 - P.1461

文献概要

 シスプラチンの登場により,婦人科癌に対する抗がん剤の使用頻度は年々増加の傾向を示している。
 とくに進行癌が多数を占める卵巣癌では,手術のみで完治することは望めず,術後の化学療法に依存せざるを得ない。最近,卵巣癌に対してはDose intensity theoryが展開され,いかに短時日に高濃度の抗がん剤を投与し得るかが,予後を左右する因子として注目を浴びている。また,寛解後も周期的に抗がん剤投与をくり返し,長期予後の改善を計ろうとする試みも導入されつつある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら