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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻12号

1992年12月発行

今月の臨床 漢方薬—西洋医薬との使い分け

更年期,閉経後期

25.腰痛,肩こり

著者: 関直樹1

所属機関: 1東京都多摩老人医療センターリハビリテーション科

ページ範囲:P.1476 - P.1477

文献概要

 腰痛や肩こりの原因が特別器質的なものではなく,手術や特殊な治療などが必要でない場合,薬物療法の対象になる。
 西洋薬による治療法では,腰痛には非ステロイド性抗炎症剤が,肩こりには筋弛緩剤が,それぞれ主になる。しかし,なかには消化器障害,発疹などの副作用のため継続が不可能なものがあったり,また,他科の疾患ですでに種々の薬物を服用しているものや,西洋医薬に心理的に抵抗を示すものも少なくなく,そういう方に西洋薬を処方するのには躊躇せざるをえない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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