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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻2号

1992年02月発行

文献概要

今月の臨床 妊娠と免疫 妊娠合併症と免疫—母児をどう扱うか

31.悪性腫瘍

著者: 倉林工1 田中憲一1

所属機関: 1新潟大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.226 - P.228

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 妊娠に合併した悪性腫瘍で最も多いのが子宮頸癌,次いで乳癌,直腸癌,腎癌,卵巣癌,外陰癌などで,肉腫ではHodgkin病などがある。妊婦の高齢化,および超音波断層法・内視鏡・MRIなど妊娠中でも可能な検査法の進歩により,妊娠中の悪性腫瘍の早期診断は今後増加するものと考えられる。
 妊娠が悪性腫瘍に及ぼす影響について,まだ統一見解は得られていないが,本稿では,免疫的関与を中心に概説したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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