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Current Research
妊娠中毒症—その予知と予防
著者: 伊藤昌春1
所属機関: 1熊本大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.229 - P.236
文献購入ページに移動 妊娠高血圧症(PIH)は妊産婦死亡原因や周産期死亡の誘因となる重要な疾患であり,その発症機序は未だ不明である。本稿では,妊娠時のA-IIに対する昇圧反応性の変化と経口カルシウム剤によるPIHの予防について述べる。なお,対象とした健康男子,非妊婦および妊婦には口頭にて研究の趣意を説明し,臨床治験への参加について承諾を得た。また,得られたdataは,独立性の検定にはX2検定を,関連あるいは独立二群の差の検定にはt検定を,関連多群間の差の検定には二元配置分散分析法を,回帰と相関は最小二乗法を用いて,各々統計処理し,p<0.05を有意と判定した。
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