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今月の臨床 胎児治療—どこまで可能か 内科的治療—胎盤通過性と薬効
6.ジギタリス
著者: 門間和夫1
所属機関: 1東京女子医科大学心臓血圧研究所小児科
ページ範囲:P.278 - P.279
文献購入ページに移動 ジゴキシンは胎児の発作性上室性頻拍症や心房粗動に対して第一選択の治療として実際に用いられている1)。また不整脈以外の心臓原性の胎児の心不全に対しても,ある程度の効果が認められている。各種のジギタリス剤の中で実際にはジゴキシンがこの目的で専ら用いられているので,ここでもジゴキシンについて述べる。
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