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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻3号

1992年03月発行

今月の臨床 胎児治療—どこまで可能か

胎児治療の展望

27.胎児治療の展望

著者: 武田佳彦1

所属機関: 1東京女子医科大学産婦人科

ページ範囲:P.344 - P.345

文献概要

 胎児に対する治療は画像診断の発達に伴い急速に進歩して来ている。この発展過程を年次的に見れば胎児医療の黎明期とも言える1965〜1975年の10年間は胎児救急確立の時期であり,分娩中の胎児仮死に対する診断の向上と補助療法としての酸素吸入や輸液療法が行われた。
 1975〜1985年の10年間に異常胎児の長期管理が可能となった時期で超音波断層法の導人により画像診断による形態観察が診断の精度を格段と向上させた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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