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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻4号

1992年04月発行

今月の臨床 不妊治療の進歩

男性因子と人工授精

25.精子凍結法の実際とその効果

著者: 広井正彦1 佐藤文彦1 金杉浩2

所属機関: 1山形大学医学剖産科婦人科学教室 2済生会山形済生病院産婦人科

ページ範囲:P.466 - P.467

文献概要

 精子の凍結保存は人工授精などの補助技術として開発され,広く行われている技術である。精子の凍結保存により夫不在の際にも人工授精ができ,精液採取の回数を減少できるなどの利点がある。しかし,精子の凍結保存は融解後の生存率が低いのではないかといぶかったり,むやみな凍結保存は倫理的な問題を引き起こす可能性があることなどより,われわれは適応のない場合には行わないようにしている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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