文献詳細
CURRENT CLINIC
文献概要
本稿では,筆者が産婦人科外来(更年期外来)において行っている更年期障害の診療について,理論面よりも実際面に重点を置いて述べることにする。
更年期防害の病態生理および病因は,未だ不明の点が多く,一致した見解が得られていないのが現状である。したがって,更年期障害の概念は必ずしも明確にされていないが,筆者は,その診療の中で絶えず診断と治療の科学性を検討しながら,現在行っている方法に到達した.しかし,なお,試行錯誤の過程にあり,今後さらに改善されるべきものであると考えている。
更年期防害の病態生理および病因は,未だ不明の点が多く,一致した見解が得られていないのが現状である。したがって,更年期障害の概念は必ずしも明確にされていないが,筆者は,その診療の中で絶えず診断と治療の科学性を検討しながら,現在行っている方法に到達した.しかし,なお,試行錯誤の過程にあり,今後さらに改善されるべきものであると考えている。
掲載誌情報