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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻5号

1992年05月発行

文献概要

今月の臨床 分娩前後の1週間 ルーチン・ケア

8.陣痛の促進と抑制

著者: 千村哲朗1

所属機関: 1山形大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.536 - P.537

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 陣痛の正常経過は分娩進行を決定づける最大因子といえるが,陣痛促進に対する薬物療法の適応は微弱陣痛である。一方,陣痛抑制を必要とする場合は,自然経過中または子宮収縮剤投与時に出現した過強子宮収縮uterine hyperactivityに対する収縮抑制tocolysisがあげられる。
 陣痛促進剤による分娩時の産科的異常の出現は,最近の医療訴訟上で種々な問題を提起し,母体死亡との関連で十分な注意が必要である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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