文献詳細
今月の臨床 分娩前後の1週間
介助者へのアドバイス
文献概要
骨盤位分娩は頭位分娩より予後が悪いと言われ,ている。少産少死,すべての児が貴重児となった現在,骨盤位分娩は非常に少なくなった。聖バルナバ病院における平成2年の総分娩数1,971例中,骨盤位43例(2.2%),その内経腟分娩13例(初産婦9例,経産婦4例)である。このことは,出生数の減少と骨盤位の帝王切開例が多くなったことと,外回転術の成功によるものと考えられる。このような状況の中で,助産婦としてどのように援助すべきか考えてみたい。
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