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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻5号

1992年05月発行

今月の臨床 分娩前後の1週間

新生児

29.臍帯処置

著者: 大川昭二1 蘇娟楠1

所属機関: 1大川病院

ページ範囲:P.590 - P.591

文献概要

臍帯への認識
 臍帯は胎児と胎盤を介して,母体と連結する臓器の一部であり,出生後の処置は長い慣習によって,胎児娩出後臍帯拍動の停止を待って,結紮切断されてきた。最近では胎児内の状況を検査する目的で,経腹的臍帯血採血1),およびDopplerによる臍帯血流の測定2),あるいは出生後の臍帯血より薬物あるいは内因性の諸物質の測定による母児相関の解明などが行われ,また,いわゆる母児相関面から考慮すれば,残されたへその緒はまさに母児相関の証しとなる7)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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