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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻5号

1992年05月発行

今月の臨床 分娩前後の1週間

産褥

34.子宮復古不全

著者: 瓦林達比古1 原田啓之1

所属機関: 1福岡大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.604 - P.605

文献概要

 産褥期は産後6週間であり,この期間に子宮,腟,会陰部などは解剖学的に妊娠前の状態へ戻り,非授乳婦人の排卵周期はほぼ再開する。この妊娠,分娩によって生じた生殖器や全身の器質的および機能的な変化が非妊娠時の状態へ戻ることを産褥復古(puerperal involution)という。復古現象は全身に生じるわけであるが,妊娠中の変化が大きい分だけ産後の変化が最も強く現れるのは子宮である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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