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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻6号

1992年06月発行

今月の臨床 帝王切開

帝王切開の実際

23.帝切前の必須検査

著者: 小西邦彦1 豊田長康2

所属機関: 1三重大学医学部麻酔科 2三重大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.705 - P.707

文献概要

 帝王切開術は近年ますます増加しつつある。帝王切開術は通常の手術と違い体内にもう一つの生命があるという特殊な状態である。そのため術前検査の意味も自ずから違ってくる。帝王切開術はその性質上緊急手術が多い。予定手術の場合は時間的余裕があり十分な検査ができるが,母体や胎児の生命が危機にさらされるような時には緊急帝王切開に踏み切らねばならない。この場合は種々の危険を含みながらも術前に,母体および胎児の状態を十分に把握するだけの時間がない場合が多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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