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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻6号

1992年06月発行

文献概要

今月の臨床 帝王切開 帝王切開の実際

32.新生児の手術室内管理

著者: 志賀清悟1 柴田隆1

所属機関: 1順天堂大学医学部付属順天堂伊豆長岡病院新生児センター

ページ範囲:P.730 - P.731

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 周産期医学の発展に伴い,帝王切開の適応が広がり,帝王切開により出生する児が年々増加傾向にある。適応の如何にかかわらず,帝王切開で出生した児はハイリスクベビーと考えられ適切な管理が必要である。よって帝王切開の際には,新生児を扱える医師(産科,小児科に関係なく)が立合うことが望ましい。出生した児が元気な成熟児であれば特別な処置は必要ないが,緊急を要する胎児仮死や極小未熟児の帝王切開では,出生した児に対し蘇生を要することが多いからである。ここでは,帝王切開時の一般的な注意点と,胎児新生児仮死に対する蘇生および極小未熟児の帝王切開時の注意点について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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