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今月の臨床 卵巣がん—疫学から治療まで 疫学と動向
3.リスクファクター
著者: 森満1 福田勝洋1 西村治夫2
所属機関: 1久留米大学医学部公衆衛生学教室 2久留米大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.774 - P.775
文献購入ページに移動疾病発生のリスク要因を疫学的に検討する場合,記述疫学的研究のみならず分析疫学的研究(症例対照研究やコーホート研究など)が必要となるが,過去10年間だけでも卵巣がんの症例対照研究の報告は,われわれ自身のも含めて1,2)60編以上あり,コーホート研究も10編余り報告されている。それらの報告を参考にしながら卵巣がんのリスク要因をまとめ,病因論的解釈の諸説を示した。なお,表層上皮起原の卵巣がんに関するリスク要因の検討に限った。
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