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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科46巻7号

1992年07月発行

文献概要

今月の臨床 卵巣がん—疫学から治療まで 良・悪性の鑑別の要点

15.腫瘍マーカー

著者: 宇田川康博1 伊藤高太郎1 木口一成1 塚崎克己1 野澤志朗1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.813 - P.816

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 腫瘍マーカーはその測定が簡便で,特殊な機器や高度のテクニックを要さないことから,卵巣癌においてもその治療効果に対するモニタリングや再発の早期発見に用いられ優れた成績が報告されている。
 従来,単独のマーカーでは限界を認めざるを得なかった卵巣腫瘍における良・悪性の鑑別に関しても,近年コンビネーションアッセイや,その測定値に統計的処理を加えるなどの工夫がなされ,漸次成果が得られつつある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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