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今月の臨床 卵巣がん—疫学から治療まで 化学・放射線療法
31.卵巣癌に対する動注療法
著者: 清水敬生1 荷見勝彦1
所属機関: 1癌研究会附属病院婦人科
ページ範囲:P.865 - P.867
文献購入ページに移動 卵巣癌の進行,あるいは再発病巣のほとんどは腹腔内に蔓延するpatternをとるため,化学療法は全身投与が1st choiceになる。また,腹腔内病巣に対する局所療法という立場からは,reser—voirによる腹腔内化療が選択される。それでも時として,regional chemotherapyである動注化療が有効な症例も認められる。実際に適応があるのか否か,当院での症例を中心に考えてみたい。
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