icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻1号

1993年01月発行

今月の臨床 流産

流産の病因

10.頸管感染と後期流産

著者: 樋口誠一1 池上俊哉1

所属機関: 1秋田大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.36 - P.37

文献概要

 妊娠初期の早期流産が染色体異常などの胎児側因子に多く起因する一方,妊娠12週以降のいわゆる後期流産は母体側因子によるところが多い。その主たる原因を表1に示す。このうち最も重要な要因の1つとして感染が考えられ,infected abor—tionの他にもpreterm PROM,子宮内胎児死亡も感染との関連が注目されている。そこで本稿では後期流産の主要な原因である感染を取り上げ,子宮頸部での上行感染の機序とその管理について記載する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら