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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻1号

1993年01月発行

今月の臨床 流産

治療

28.縫縮術のタイミングと術式の選択

著者: 戸谷良造1 鈴置洋三1

所属機関: 1国立名古屋病院産婦人科

ページ範囲:P.88 - P.91

文献概要

 超音波診断,未熟児管理,子宮収縮抑制剤の進歩などは,子宮頸管縫縮術の適応を大きく変遷させた。従来本手術の適応とされていた前置胎盤などは,子宮収縮抑制剤により胎児成育可能期まで持続可能になり,真に頸管縫縮術を必要とする症例は激減した。しかし,妊娠30週以降までの妊娠維持の確実性を向上させるべく,本手術が選択される症例も,まだ残されている。現時点での本手術にまつわる問題点を略述する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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