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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻10号

1993年10月発行

今月の臨床 不妊の原因を探る

黄体機能

13.BBTからみた黄体機能の評価

著者: 安藤一道1 伊吹令人1

所属機関: 1群馬大医学部産婦人科

ページ範囲:P.1186 - P.1187

文献概要

 正常な黄体機能とは視床下部—下垂体—卵巣系の内分泌学的働きにより正常な卵胞成熟過程を経て排卵が起こり,黄体が形成・維持され,同時に黄体からのホルモン分泌により子宮内膜が着床に向けて変化してゆくことと理解されている。したがって,黄体機能とは視床下部—下垂体—卵巣系の内分泌学的機能に立脚した卵巣黄体の機能と,卵巣—子宮内膜系で起こる子宮内膜機能に大別される。基礎体温(Basal Body Temperature:BBT)は前者の間接的ではあるが簡便な黄体機能評価法として頻用されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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