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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻10号

1993年10月発行

今月の臨床 不妊の原因を探る

黄体機能

16.黄体機能不全の評価における超音波断層法の応用

著者: 戸田稔子1 見尾保幸1 寺川直樹1

所属機関: 1鳥取大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1193 - P.1195

文献概要

 近年の超音波断層法の進歩により,不妊症の領域における経腟超音波断層法は必要不可欠な手技となっている。とくに超音波断層法を用いた卵胞モニタリングにより,さまざまなfolliculogenesisの異常の診断が可能となり,黄体機能不全との関連も明らかにされつつある。黄体機能不全の診断は最終的には基礎体温,子宮内膜日付診,血中progesterone(P)値測定などにより行われるが,本稿では黄体機能不全症例にみられる超音波所見とその病態を概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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