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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻10号

1993年10月発行

文献概要

今月の臨床 不妊の原因を探る 卵管因子

23.精子通過テストの意義

著者: 小林善宗1 井上正人1 本田育子1

所属機関: 1東海大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1212 - P.1213

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 妊娠成立のためには,受精の場である卵管膨大部に受精能力のある運動精子が到達することが必要不可欠である。精子の輸送に関してはこれまでHuhnerテスト(性交後試験)が広く用いられてきたが,頸管因子についてはAIHの普及により臨床的意義を失いつつある。問題は子宮から卵管膨大部への精子の輸送であり,受精の場への精子の到達である。
 本稿では,精子通過テストの意義について述べたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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