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今月の臨床 不妊の原因を探る
精子
文献概要
男性不妊の診断において,精子の数,運動率などの一般的精液検査所見が有用であることはいうまでもない。しかし,妊孕能の予知という点では必ずしも満足できるものではない。当科では精子妊孕能を判定する検査法としてsperm survivaltest(SST)を開発し,臨床に応用している。そしてSSTの結果が精子妊孕能および体外受精の受精率をかなり的確に反映することを報告してきた1,2)。本稿ではSSTの方法および臨床的有用性について述べることにする。
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