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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻11号

1993年11月発行

今月の臨床 胎児環境をチェックする

胎盤

4.頸管妊娠—子宮温存の試み

著者: 関博之1 斉藤正博1 石原理1 竹田省1 木下勝之1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター産婦人科

ページ範囲:P.1282 - P.1283

文献概要

 頸管妊娠の問題点は,流産時や子宮内容除去術の際の大量出血とそれに続く止血困難で,その結果子宮の摘出を余儀なくされ,妊孕性が保持できなくなる場合が多い点にある。実際,頸管妊娠の約40%は未産婦であり,経産婦でも挙児希望の強い症例を加えれば,子宮を温存しなければならない症例の割合は高い。そこで3例の頸管妊娠症例を呈示し,子宮温存法のための手技を述べる1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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