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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻11号

1993年11月発行

今月の臨床 胎児環境をチェックする

双胎間輸血症候群

12.胎内診断のポイント

著者: 石松順嗣1

所属機関: 1久留米大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.1304 - P.1306

文献概要

 双胎間輸血症候群は一絨毛膜双胎妊娠の約5〜15%に発生し,児の予後はきわめて不良である。しかし,双胎間輸血のメカニズムはいまだ不明で,双胎間輸血症候群の診断に関しても出生前,出生後においてもその基準は確率されていないのが現状である。今回は過去に報告された診断基準および自験例の一絨毛膜双胎妊娠48例を対象に双胎間輸血症候群の出生前診断に関して検討した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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