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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻11号

1993年11月発行

文献概要

今月の臨床 胎児環境をチェックする 双胎間輸血症候群

14.供血児,受血児

著者: 松尾重樹1 日高敦夫1

所属機関: 1大阪市立母子センター産婦人科

ページ範囲:P.1310 - P.1313

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 双胎児の予後を悪化させる大きな原因の一つとして双胎間輸血症候群(twin to twin transfu—sion syndrome, TTTS)がある。そして本症の臨床は,多くは一児IUGRを示すdiscordant twinを呈し,大きい児は羊水過多,心機能低下,胎児水腫などを伴い,一方小さい児はstuck twin signを認めることができる。そこで,自験例を踏まえ,TTTSの病態,並びに受血児と供血児の管理と治療のあり方について述べてみる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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