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今月の臨床 胎児環境をチェックする 双胎間輸血症候群
14.供血児,受血児
著者: 松尾重樹1 日高敦夫1
所属機関: 1大阪市立母子センター産婦人科
ページ範囲:P.1310 - P.1313
文献購入ページに移動 双胎児の予後を悪化させる大きな原因の一つとして双胎間輸血症候群(twin to twin transfu—sion syndrome, TTTS)がある。そして本症の臨床は,多くは一児IUGRを示すdiscordant twinを呈し,大きい児は羊水過多,心機能低下,胎児水腫などを伴い,一方小さい児はstuck twin signを認めることができる。そこで,自験例を踏まえ,TTTSの病態,並びに受血児と供血児の管理と治療のあり方について述べてみる。
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