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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻11号

1993年11月発行

今月の臨床 胎児環境をチェックする

羊水

24.羊水過多の吸引除去療法

著者: 茨聡1 前田康貴1

所属機関: 1鹿児島市立病院周産期医療センター

ページ範囲:P.1340 - P.1341

文献概要

 羊水の産生には,胎児尿,胎児肺胞液の気管からの分泌,羊膜からの産生が関与すると考えられており,その吸収には,胎児の嚥下運動による消化管から吸収と羊膜からの吸収が関与していると考えられている。このような絶妙な産生と吸収のバランスの破綻は羊水量の異常を来たすことになる。近年,超音波診断法の普及および進歩により,羊水過多(症)の発見は,以前にもまして早期に正確に行われるようになってきており,その管理は日常臨床においてますます重要となってきている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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