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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻11号

1993年11月発行

症例

超音波断層法で典型的な子宮腟留血腫像がみられた処女膜閉鎖症の1例

著者: 竹内薫1 片桐千恵子1 笠木正明2 渡辺淳子2 堀立明3

所属機関: 1博愛病院産婦人科 2博愛病院小児科 3博愛病院内科

ページ範囲:P.1371 - P.1373

文献概要

 下腹部痛を主訴に小児科を受診し,超音波断層法にて典型的な子宮腟留血種像を呈した11歳女児の処女膜閉鎖症の1例を経験した。処女膜開口術にて,530 mlの暗赤色血液の排出がみられた.術後に再閉鎖をきたし,処女膜の輪状切除術を施行した。
 本症の超音波所見および臨床的取り扱いについて,文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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