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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻12号

1993年12月発行

文献概要

カラーグラフ 摘出標本の見方・6

卵巣胚細胞腫瘍—混合型胚細胞腫瘍(卵黄嚢腫瘍)

著者: 薬師寺道明1 片岡明生1 大蔵尚文1 杉山徹1 岩永成晃1 田中博志1 西田敬1

所属機関: 1久留米大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1387 - P.1389

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 胚細胞腫瘍は主として性腺に発生し,しかも性機能の発達一成熟期の若年層に好発するため,その取り扱いはreproductive functionは言うまでもなく患者のquality of lifeにきわめて重要な意味を持つ.本腫瘍ではpure typeのもの,および2つ以上の腫瘍成分をあわせ持つ混合型の存在が知られているが,今回は悪性度の高い卵巣嚢腫瘍成分を有する混合型胚細胞腫瘍を呈示し,その摘出標本の特徴などについて解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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