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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻12号

1993年12月発行

文献概要

今月の臨床 頸癌,体癌—診療の現況 予後

26.子宮体癌のホルモン受容体と予後

著者: 石原浩1 寺川直樹1

所属機関: 1鳥取大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.1464 - P.1465

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 子宮内膜は乳腺と共に代表的な性ホルモン標的組織であり,エストロゲン受容体(ER),プロゲステロン受容体(PR),アンドロゲン受容体(AR)を保有する。正常子宮内膜においてこれら性ホルモン受容体はほぼ100%に発現しているが,子宮内膜増殖症や癌ではその保有率が低下する。性ホルモン受容体が子宮内膜癌の単独の予後因子となりうるか否かに関しては必ずしも一定の見解は得られていないが1),本稿では内膜癌ホルモン受容体と累積生存率,予後因子ならびに内分泌療法との関連性について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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