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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻2号

1993年02月発行

カラーグラフ 胎児・胎盤の生理と病理・14

奇形症候群と顔貌異常

著者: 中山雅弘1

所属機関: 1大阪府立母子保健合医療センター病理室

ページ範囲:P.123 - P.125

文献概要

 今回は顔面の形成異常を特徴とする疾患で,周産期異常をともない当センターで観察された例を記載する.骨の異常を伴う症例は次回に述べる.
 前回の横隔膜ヘルニアの項で述べたCOFS症候群に関連した,Pena-Shokeir症候群の症例を示す.多発関節拘縮,小頭症,脳の小多脳回,特有の顔貌を呈するものである.Pena—Shokeir症候群で,肺の低形成を伴うものは,Pena-Shokeir I症候群で,低形成肺を伴わないものはPena-Shokeir II症候群と呼ばれてきたが,最近ではCOFS症候群の名称が使われている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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