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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻2号

1993年02月発行

文献概要

今月の臨床 子宮全摘出術—私のコツ 腟式子宮全摘出術

9.基靱帯処理—分割処理

著者: 武田佳彦1 滝沢憲1

所属機関: 1東京女子医科大学産婦人科

ページ範囲:P.159 - P.161

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 手術は,安全・確実が最もたいせつである。教室で行う腟式手術は,とくに「誰が施行しても」安全・確実である術式が求められる。教室では,①骨盤内手術既往歴がない,②経産婦,③子宮の大きさ300g くらい以下,④子宮の可動性良好(無麻酔で子宮頸部が腟入口部数cm近くまで牽引可能)を,原則として腟式単純子宮全摘術(VTH)の要約としている。
 本稿では,VTHの手術操作をstep by stepに記述するが,表題の趣旨に沿い,基靱帯(子宮傍組織)の処理を中心に詳述する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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