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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻2号

1993年02月発行

症例

死産後,昏睡に陥った糖尿病性ケトアシドーシスの1例

著者: 斉藤正博1 関博之1 高田真一1 竹田省1 高木章美1 木下勝之1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター産婦人科

ページ範囲:P.219 - P.223

文献概要

 死産後に糖尿病性昏睡に陥った症例を報告する.症例は37歳1回経産婦.妊娠20週頃より口渇・多飲・多尿を認め,妊娠21週に子宮内胎児死亡となった。児娩出後,嗜眠傾向となり,当科緊急搬送となった.入院後,糖尿病性ケトアシドーシスによるものと判明し,各種病態に対する適切な処置で,意識は回復し,血栓のコントロールに成功した。本症例を中心に,糖尿病合併妊婦の昏睡時の管理につき考察する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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