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カラーグラフ 胎児・胎盤の生理と病理・15
致死型骨系統疾患
著者: 大薗恵一1 中山雅弘1
所属機関: 1大阪府立母子保健総合医療センター病理室
ページ範囲:P.233 - P.235
文献購入ページに移動 妊婦に対する超音波検査の機会の増加に伴い骨系統疾患の出生前診断例も増加している.われわれが経験した骨系統疾患のうち解剖を行った致死型骨系統疾患の臨床病理学的所見を頻度順に今回と次回に記載する.
当センターでの病理解剖例788例のうち解剖時,軟X線検査により骨系統疾患と診断した死産ならびに新生児死亡例は19例(2.4%)であった.骨形成不全症(Osteogenesisimperfecta.OI) II型を8例経験した.
当センターでの病理解剖例788例のうち解剖時,軟X線検査により骨系統疾患と診断した死産ならびに新生児死亡例は19例(2.4%)であった.骨形成不全症(Osteogenesisimperfecta.OI) II型を8例経験した.
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