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今月の臨床 良性卵巣腫瘍—治療方針 手術 手術手技のコツ
19.巨大嚢腫
著者: 伊藤耕造1
所属機関: 1近畿大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.293 - P.295
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巨大卵巣腫瘍の定義は古くはSkutsch(1904)の腫瘍重量が体重の1/2以上の大きさから,秦(1952)1)の妊娠8ヵ月の子宮以上の大きさまでいろいろと規定されているが,最近の医学の進歩,医学知識の普及に伴い,早期診断,早期治療が行われるようになり,巨大なものは比較的まれになってきているので現時点では秦の定義が妥当と思われる。
巨大卵巣腫瘍の定義は古くはSkutsch(1904)の腫瘍重量が体重の1/2以上の大きさから,秦(1952)1)の妊娠8ヵ月の子宮以上の大きさまでいろいろと規定されているが,最近の医学の進歩,医学知識の普及に伴い,早期診断,早期治療が行われるようになり,巨大なものは比較的まれになってきているので現時点では秦の定義が妥当と思われる。
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