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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻3号

1993年03月発行

文献概要

症例

月経時使用したタンポン挿入器により子宮腟部に切創を生じた1例

著者: 星野広利1

所属機関: 1星野産婦人科医院

ページ範囲:P.321 - P.322

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 過多月経と思い経過をみていた患者が,多量の持続出血と貧血症状の発現で来院し,子宮腟部に切創を発見し縫合止血した症例の報告である。切創はタンポン挿入器の弁状構造の先端部で,子宮腟部に切創が生じたことが原因と考えられた。
 いわゆる生理用品の中で医薬品として,多量に市販されているタンポンには,挿入器付き形式のものがある。器共の先端の形状の安全性,理解しやすい使用説明書が必要と思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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