icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻4号

1993年04月発行

今月の臨床 子宮外妊娠—up to date

子宮外妊娠は増えているか

2.子宮外妊娠の病因とリスク因子

著者: 齋藤良治1 池田史郎1

所属機関: 1弘前大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.352 - P.353

文献概要

 異所妊娠のうち95%は卵管妊娠が占めている。本稿では卵管妊娠を中心に述べる。
 卵管妊娠の成因には,1)受精卵の卵管内輸送障害および通過遅延 2)受精卵の発育異常とくに急速発育 3)卵管粘膜の着床に対する受容力の亢進の3者があげられている。このうち最も有力なのは,1)である。この受精卵の卵管内輸送障害原因には内分泌機能異常,炎症ならびに子宮内膜症などがあげられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら