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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻4号

1993年04月発行

今月の臨床 子宮外妊娠—up to date

子宮外妊娠は増えているか

6.反復子宮外妊娠の問題点

著者: 野口昌良1

所属機関: 1愛知医科大学産婦人科

ページ範囲:P.362 - P.363

文献概要

 近年,微量hCG測定法の進歩,画像診断法の採用,とりわけ産婦人科領域独得の経プローブの開発に加えて,腹腔鏡検査の普及など多くの要因により,子宮外妊娠の診断精度が大いに改善された。このような展開がかつて8〜10週ぐらいにならなければ診断がつきにくかった子宮外妊娠の多くが,6〜8週という早期に診断が可能となった。このことは子宮外妊娠の破裂による多量の腹腔内出血のための出血性ショックをきたす症例が激減するところとなった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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