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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻4号

1993年04月発行

今月の臨床 子宮外妊娠—up to date

鑑別とFollow upのポイント

16.診断の困難な子宮外妊娠

著者: 荒木重雄1 玉田太朗1

所属機関: 1自治医科大学産婦人科

ページ範囲:P.388 - P.390

文献概要

 最近の診断技術の進歩により,子宮外妊娠(外妊)の診断は早期に,また正確にできるようになった1-4)。しかし,ときに判定にてこずり確定診断ができない場合もある。患者のためにできるだけ外科的侵襲を避けたいという産婦人科医の考えが,適切な判断を遅れさせることもある。本稿においては私ども過去15年間に実際に経験した,外妊の臨床統計を基に,診断に難渋した症例の背景と臨床上の問題点を述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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