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今月の臨床 子宮外妊娠—up to date 鑑別とFollow upのポイント
17.子宮外妊娠誤診のリスク
著者: 矢追良正1 生山博1 渡部秀樹1 三ツ矢和弘1 瀬川裕史1 榎本英夫1 大久保典義1 松永啓伸1
所属機関: 1獨協医科大学越谷病院産婦人科
ページ範囲:P.392 - P.393
文献購入ページに移動過去における子宮外妊娠は,ダグラス窩穿刺により非凝固件血液を採取して初めて確定診断していたが,近年の医学の進歩はさらに早期の診断を可能としている2)。過去における確定診断では,たとえ救命し得たにしても,出血によるショックやDIC,貧血に対する輸血などの対応が予後を不良とするがゆえに早期診断による対応が必要である3)。
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