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今月の臨床 子宮外妊娠—up to date 新しい治療法の試み
24.プロスタグランディン療法
著者: 楠原浩二1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学産婦人科
ページ範囲:P.412 - P.413
文献購入ページに移動 近年,子宮外妊娠(外妊)の早期診断が飛躍的に向上していることは周知の通りである。これには低単位hCGの定量が容易になったことや経腟超音波の導入によるところが大きいものと思われる。妊娠第5,6週で子宮腔内に胎嚢が見いだせない時はまず外妊を疑う。このような外妊の疑いの下,腹腔鏡を行えばその診断はより確実となる。腹腔鏡は単に外妊の確定診断のみならず,外妊の保存的治療をも可能にしてきた。
外妊に対する保存的治療は大きく分類すると,①待期療法(expectant management),②MTX局注療法(腹腔鏡下局注,経腟的局注),MTX全身投与療法,③Prostaglandin剤局注投与,の3法が現在までのところ導入されている。
外妊に対する保存的治療は大きく分類すると,①待期療法(expectant management),②MTX局注療法(腹腔鏡下局注,経腟的局注),MTX全身投与療法,③Prostaglandin剤局注投与,の3法が現在までのところ導入されている。
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