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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻5号

1993年05月発行

今月の臨床 産科外来検診マニュアル

妊娠初期

3.経腟超音波

著者: 高柳真1

所属機関: 1香川県立津田病院産婦人科

ページ範囲:P.462 - P.464

文献概要

 超音波診断法は一般に産婦人科領域に応用され始めてから約20数年が経過した。
 1978年頃から電子スキャンが導入され胎児の運動,胎児心拍動が直接観察できるようになり,現在ではほとんどの産婦人科施設で使われるようになった。また1986年頃から経腟超音波診断用の経腟プローブが開発され,画像が著しく改善され,妊娠初期の胎芽,胎児の発育,流産,奇形,子宮外妊娠,頸管無力症など異常妊娠のスクリーニング,不妊症領域では卵胞発育のモニタリング,子宮内膜の変化などが容易に観察でき,IVF-ET時の採卵が経腹壁採卵に比べてきわめて容易になった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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