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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻5号

1993年05月発行

文献概要

今月の臨床 産科外来検診マニュアル 妊娠中期

21.腎機能障害

著者: 日高敦夫1

所属機関: 1大阪市立母子センター

ページ範囲:P.518 - P.521

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 妊婦の腎機能測定は,純粋・混合型妊娠中毒症の病態把握にとって必須であり,それは母児管理のあり方ならびに妊娠継続の可否判定にとって資することになる。また腎疾患症例の妊娠許可の判定を始め,その他,妊娠経過に伴う血圧,Ht値などの変動を同時に知ることから,子宮内許容限界つまり分娩発来時期の接近を予測しうることも可能である1)
 このような意味合いにて,ここでは妊娠経過に伴う正常妊娠ならびに妊娠高血圧(PIH)例の腎機能の変遷推移をもとに,妊娠中毒症増悪とターミネイションを考慮すべき所見について自験例を含め述べてみる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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