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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻5号

1993年05月発行

文献概要

今月の臨床 産科外来検診マニュアル 妊娠後期

38.CPDの評価—陣痛発来時とその後のCPDの評価

著者: 西島光茂1

所属機関: 1西島産婦人科医院

ページ範囲:P.570 - P.572

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 児頭骨盤不均衡Cephalo-Pelvic Disproportion(CPD)は児頭と骨盤の大きさ(径線あるいは角度)に関係した因子の相対的な不適合による難産状態(dystocia)として理解されている。
 しかし産科臨床においては,CPDのみならず侵入異常,回旋異常や微弱陣痛などそれぞれ独立した異常が2つ以上合併して発生することが多く,したがって産科外来におけるCPDの評価とはCPDの存在を疑うことから始まり,何らかの方法で証明または試みることにより行われるスクリーニングである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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