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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻5号

1993年05月発行

今月の臨床 産科外来検診マニュアル

妊娠後期

41.胎動評価

著者: 佐藤郁夫1

所属機関: 1自治医科大学産婦人科

ページ範囲:P.581 - P.583

文献概要

 胎児の行動は,両親から受け継いだ遺伝的素因の影響を受け,その発生学的分化発達に伴って出現するものとされている。したがって胎児はその発育に応じて単純な動きから,より複雑な動きへと発達を遂げながら,しかも各時期に特有な一定のパターンを示しつつ出現している。近年胎動心拍数図や超音波装置の産科領域への導入は,生理的環境下での胎児の行動観察を可能にした。
 そこで,本稿では妊娠後期の胎動を臨床的な視点から評価,検討することにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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